銀座ママ、高校生が「e-Tax(国税電子申告・納税システム)」を学ぶ
2007年も残すところ2ヶ月を切りましたが、年が明けると自営業者を中心に頭の痛い?確定申告の時期となりますので、確定申告の時期に焦らないためにも早めの準備が必要となります。
そこで2004年から導入され、2007年4月現在約3.1%の利用率のインターネットから確定申告を行うことが出来る「e-Tax(国税電子申告・納税システム)」の普及を図るため(2010年までには50%の普及率を目指しています)、東京・銀座のクラブママらを対象にした研修が2007年10月23日中央区で開かれ、着物姿のママら計20人が出席し、パソコンの使い方から「e-Tax(国税電子申告・納税システム)」の模擬体験まで2時間かけて学びました。
研修終了後、クラブ経営の白坂亜紀さんは「税務署は緊張するので、パソコンでできるのはいい。銀座の景気も少しずつ良くなっていて、納税も大変になるけど、しっかりやりたい」と話しました。
また将来、確定申告が必要になるかもしれない高校生、灘高校(神戸市東灘区)でも「e-Tax(国税電子申告・納税システム)」の大阪国税局による体験授業が行われ、1年生215人が挑戦しました。
大阪国税局が、実際の申告手続きを体験する授業として初めてのことで、灘高の生徒たちは芦屋税務署員の指導を受けながら、開業医の所得税確定申告をモデルケースに、事業収入や生命保険の控除額などをパソコンに入力、申告書を作成して送信するまでの一連の作業を体験しました。
生徒の西岡昌宏君は「納税の実感はないけど、税務署に行かなくてもできるのは便利なので、親にやり方を教えてあげたい」と話していました。
[平成19年11月7日・読売新聞、時事ドットコムより一部引用]
まだまだ普及率は決して高くありませんが、2010年までに50%の普及率を目指している「e-Tax(国税電子申告・納税システム)」。
まだまだシステムの改善は必要ですが、確実に今後、確定申告の中心となることは間違いありませんので、国税局としても普及するためにさまざまな試みを行っているようですね。
確定申告時の税務署の混雑具合は体験したことがある人は分かると思いますが、この「e-Tax(国税電子申告・納税システム)」の普及によって税務署の混雑が緩和されることを期待し、個人的にも今年度からはe-Taxの利用を考えようと思いますね。
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